AI・テックのニュースを噛み砕いて解説するメディア「かみくだき」を作りました。kamikudaki.supercherenko.com で読めます。いまは毎日1〜2本を目標に、その日のニュースを解説しています。
「なんかすごいらしい」で閉じてしまう
AIやテクノロジーのニュースは、気になる見出しが毎日流れてきます。ところが記事を開くと、知らない用語が説明なしで並んでいます。読み終わって残るのは「なんかすごいらしい」だけで、自分の仕事に関係があるのかは分からないままです。
これは書き手が手を抜いているからではありません。技術のニュースは同業者に向けて書かれていることが多く、前提を共有している相手を想定しています。 だから用語の説明を省略できます。省略された前提を持っていない人には、同じ記事が読めない記事になります。
かみくだきは、その省略された前提を埋めることだけを仕事にしたメディアです。
毎回おなじ型で噛み砕く
記事は毎回、同じ5つの並びで書きます。
- 3行まとめ — 忙しい人はここだけで足ります
- 何が起きたか — 事実を5W1Hで整理します
- なぜ難しい・何がすごいか — 専門用語をここで翻訳します
- たとえ話と用語ミニ辞典 — 身近な例に置き換えます
- これは自分に関係ある? — 読者のタイプ別に、自分の話かどうかを書きます
型を決めたのは、用語の翻訳を書き手の気分に任せないためです。毎回の判断に委ねると、書きやすい記事では説明が丁寧になり、難しい記事ほど説明が減ります。難しい記事こそ翻訳が必要なので、それでは逆になります。置き場所を先に決めておけば、どの記事にも同じだけ入ります。
最後の「これは自分に関係ある?」は、読者のタイプごとに書き分けます。同じニュースでも、店舗を持っている人とコードを書く人では、関係のしかたが変わります。
前半は予備知識ゼロ、後半は技術者向け
1本の記事が段階式になっています。前半は予備知識ゼロで読めるように書き、後半にエンジニア向けの深掘りを置いています。
分けたのは、同じニュースを読みに来る2種類の読者を、1本で受けるためです。前半だけ読んで閉じても内容は完結します。もっと知りたい人は後半に進みます。読者を先に振り分けて別々の記事にすると、どちらを読むべきかの判断を読者に押しつけることになります。
ほぼAIが書いて、人がレビューして公開する
記事はニュースの収集から執筆までをAIが担当しています。 人はレビューと加筆をして公開します。
隠して読まれても仕方がないので書いておきます。事実関係は元記事に基づいて書き、記事の末尾には必ず出典を置いています。気になったら元記事まで確かめられる形にしてあります。
公開の判断だけは人がやっています。AIが書いたものをそのまま出すと、元記事の事実を取り違えた記事がそのまま公開されて残ります。
どう読んでもらうと良いか
- 見出しだけ気になっていたニュースがある — 検索して3行まとめだけ読む使い方で足ります
- AIの話題を追いたいが用語で止まる — 前半だけを続けて読むと、同じ用語が何度も出てくるので慣れます
- 技術の詳細まで知りたい — 後半の深掘りまで読んでください
記事の末尾に「学びになった」というボタンがあります。押してもらえると、どの記事が理解の助けになったのかが分かります。