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スマレジに1000点の商品を一括登録する3つの方法

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新しくスマレジを導入するとき、あるいは仕入先を増やしたとき、最初にぶつかるのが商品マスターの登録です。10点なら悩みません。1000点になると、やり方の選択がそのまま作業日数の差になります。

1000点という数字には根拠があります。スマレジで登録できる商品数の上限は、スタンダードプランが1000点、プレミアムプラス以上が10万点。スタンダードプランなら、1000点は上限そのものです。

登録の方法は大きく3つあります。

  • 手入力。管理画面で1点ずつ登録する
  • CSV取り込み。表計算ソフトでCSVを作り、まとめてアップロードする
  • 自動変換。納品書や仕入先の商品リストをそのまま読ませて、登録形式に変換する

実務でいちばん使われるのは2番目です。この記事もそこを厚く書きます。

1. 手入力

管理画面の『商品 > 商品登録』から1点ずつ入力していく方法です。

向いているのは登録点数が数十点までのとき、あるいは日々の追加が1点2点ずつのときです。CSVの列を揃える手間がないので、思い立ってすぐ登録できますし、新商品が入るたびに1点足すだけの運用なら手入力がいちばん速く終わります。

1000点でこれをやると、1点あたり1分でも16時間を超えます。実際には部門の選択や価格の確認で手が止まるので、もっとかかります。1000点をまとめて入れる場面では、現実的な選択肢になりません。

2. CSV取り込み

スマレジ標準の一括登録です。表計算ソフトでファイルを作り、管理画面からアップロードします。一度に登録できる推奨点数は3500点なので、1000点なら一発で入ります。

手順は3段階あります。

手順1. CSVアップロード設定を先に決める

いきなりExcelを開かないでください。先に管理画面側で「どの項目を、どの順番で入れるか」を決めます。ここを飛ばすと、作ったCSVがまるごと通りません。

  1. 管理画面の左メニューから『商品 > 商品登録 > CSVで登録』をクリックします。『商品 > 商品一覧』に進んで【+CSVで登録】でも同じ画面に着きます
  2. 【CSVアップロード設定】をクリックします
  3. 『アップロードする項目』に、登録したい項目をドラッグ&ドロップで移動します。※が付いている項目は必須なので、必ず含めます
  4. 【登録】をクリックして確定します

ここで押さえておく点が2つあります。

アップロード設定で指定した項目と、CSVデータ内の項目は完全に一致している必要があります。項目の内容だけでなく、並び順も同じでなければなりません。

もう1つは税設定です。『税設定』を登録する場合は、『部門の税設定を使用』という項目も一緒に登録する必要があります。値は0が商品の税設定を使用、1が部門の税設定を使用です。片方だけ入れるとエラーになります。

項目を細かく決めるのが面倒なら、設定画面の【初期値に戻す】を押して初期設定のまま使う手もあります。スマレジのヘルプページからは初期設定に対応したExcelフォーマット(商品CSVファイル)がダウンロードできるので、それをそのまま埋めるのが最短です。

手順2. CSVファイルを作る

Excelなどの表計算ソフトで作ります。構造は単純です。

  • 1行目: アップロードする項目名を入力します。管理画面の『アップロードする項目』の縦並びと、Excelの横列(A, B, C, D...)を揃えます
  • 2行目以降: 商品情報を項目に合わせて入力します

商品IDの扱いにクセがあるので、ここも覚えておくと事故が減ります。

  • 新規登録では商品IDを任意で入力できます
  • 入力しなければ新規登録として扱われ、商品IDが自動で割り振られます
  • 一度付いた商品IDは変更できません

そして最大のつまずきポイントが保存形式です。

CSVはShift JIS形式で保存します。UTF-8で保存するとアップロードで弾かれます。

ソフトごとに指定の仕方が違います。

  • Excel(Windows): 保存時に『ファイルの種類』で『CSV』を選びます。『CSV UTF-8』は選ばないでください
  • Excel(Mac): 保存時に『ファイル形式』で『CSV』を選びます。『CSV UTF-8』は選ばないでください
  • Numbers: 書き出しの際に『テキストエンコーディング』で『日本語(Shift JIS)』を選びます
  • Googleスプレッドシート: Shift JIS形式で保存できません。他の表計算ソフトを使ってください

保存形式の選択肢に『CSV』と『CSV UTF-8』が並んでいて、新しそうな後者を選んでしまう。これが最も多い失敗です。共同編集の都合でGoogleスプレッドシートを使っている場合は、最後にExcelやNumbersを経由する必要があります。

手順3. アップロードする

  1. 『商品 > 商品登録 > CSVで登録』を開きます
  2. 【ファイルを選択】をクリックし、作成したCSVファイルを選びます
  3. ファイルがセットされているのを確認して【アップロード】をクリックします

データに不備がなければ完了し、商品一覧に反映されます。エラーが出た場合はCSVファイルかCSVアップロード設定のどちらかにズレがあるので、まず疑うのは項目の並び順と文字コードの2つです。

既存商品を上書き更新するとき

価格改定などで既存商品をまとめて更新する場合は、新しくCSVを作らず、管理画面からダウンロードした最新の商品情報CSVを使います。入力間違いと記入漏れが防げます。

  1. 『商品 > 商品一覧』を開き、【CSVで登録】から【CSVアップロード設定】で更新したい項目を配置します
  2. 商品一覧で【検索オプション】から対象商品を絞り込みます(絞らずに全件ダウンロードもできますが、点数が多いとファイルが重くなります)
  3. 【CSVダウンロード】から【CSVダウンロード設定】を開き、手順1のアップロード設定と項目・並び順を完全に一致させます
  4. 『改行コード』を『Windows (ShiftJIS, CRLF)』または『Mac (UTF-8, LF)』から選び、ダウンロードします
  5. ダウンロードしたファイルを編集し、Shift JISで保存してアップロードします

ダウンロード設定とアップロード設定がズレているとエラーになります。上書き更新でつまずく人のほとんどがここです。

CSV取り込みの限界

手順を読んで分かるとおり、CSV取り込みはすでに整った表を持っている人のための機能です。列を指定の順番に並べ替え、文字コードを合わせ、必須項目を埋める。この前処理が実質の作業になります。

仕入先から届くのが体裁の違うExcelだったり、紙やPDFの納品書だったりすると、この前処理そのものが1000点分の仕事になります。CSV取り込みが速いのは、変換が終わったあとの話です。

3. 自動変換

3つ目は、整形前のデータをそのまま読ませて、スマレジの登録形式に変換してしまうやり方です。納品書のPDF、仕入先から届いたExcel、メールから貼り付けたテキスト。形式を問わず読み取り、商品名・価格・原価・部門などの項目に振り分けます。

CSV取り込みとの違いは、列を揃える作業を人がやらない点にあります。文字コードも項目の並び順も意識しません。代わりに必要になるのが、変換結果の確認です。AIが読み違えた行、価格が読み取れなかった行を人が見て直す。この確認を挟んだうえで一括登録します。

向いているのは、仕入先ごとに書式がバラバラで、CSV化そのものに時間を取られている場合です。逆に、すでに自社の商品管理システムから整ったCSVが出せるなら、方法2で十分です。

どれを選ぶか

3つを並べるとこうなります。

  • 手入力: 向くのは数十点まで。前提はなし。手間は入力そのもの。追加費用はかからない
  • CSV取り込み: 向くのは数百〜3500点。整ったデータがあることが前提。手間は列揃えと文字コード。追加費用はかからない
  • 自動変換: 向くのは数百〜数千点。元データの形式は問わない。手間は変換結果の確認。アプリの導入が必要

判断はこう考えると早いです。手元に整ったCSVがあるならCSV取り込み。整えるところから始まるなら自動変換。数十点なら手入力。

最初の1000点だけを乗り切りたいのか、毎月の仕入れのたびに同じ作業が発生するのか。単発なら多少手間でもCSVで押し切れます。繰り返すなら、前処理を減らす仕組みを入れたほうが結局は安くつきます。

作ったアプリの紹介

3つ目の自動変換を担当するアプリとして、スマレジ・アプリマーケット向けに「らくらくAI商品登録」を作りました。整っていない商品リストをAIが読み取り、スマレジの商品登録形式に変換します。結果は1行1商品の一覧に並ぶので、部門の割り当てや価格を画面上で直しながら確認でき、納得してから登録に進めます。価格が読み取れなかった行は空のままにして、推測はしません。勝手に補われた価格で登録されるより、埋めるべき箇所が分かるほうが安全だからです。既存の商品コードと重複した行は、スキップか上書き更新かを選べます。CSVの列を並べ替える作業に毎回時間を取られているなら、一度試してみてください。

この記事の内容で判断がつかないところがあれば、そのまま聞いてください。相談と見積もりまでは無料です。

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