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スマレジでNON-PLUバーコードを使う設定手順と、つまずきやすい3箇所

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100gごとに値段が変わる精肉やコーヒー豆を、どうやってレジに通すか。答えはNON-PLUです。価格をバーコードに埋め込む仕組みです。通常のバーコード(PLU)が商品ごとの固定価格を呼び出すのに対して、NON-PLUは読み取った瞬間にバーコード内の金額そのままで売上に立てます。スマレジは有料プラン(スタンダード以上)で対応済みで、追加費用もかかりません。ただし、設定画面がやや玄人向けです。順に見ていきます。

バーコードの中身は5つのパーツでできている

設定の前に、NON-PLUバーコードの構造を知っておくと迷いません。公式ヘルプ「NON-PLU機能」の例では、13桁のバーコードがこう分解されます。

  • NON-PLUフラグ(例: 02): 「これはNON-PLUだ」とレジに伝える先頭の数字です
  • コード(例: 12345): スマレジに登録した商品コードと一致させる部分です
  • 価格チェックデジット(例: 3): 価格部分の読み取り確認用の1桁。ない運用もあります
  • 価格(例: 0980): この例なら980円として売上に立ちます
  • チェックデジット(例: 3): バーコード全体の読み取り確認用の末尾1桁です

つまり「どの桁からどの桁までが価格か」という区切りの約束事を、バーコードを発行する側とスマレジ側で一致させる。NON-PLUの設定とは、この約束事の登録です。

スマレジ・アプリでの設定手順

設定はレジ端末のスマレジ・アプリ側で行います。

  1. 下部メニューから『設定』をタップします
  2. 『販売設定』をタップし、『NON-PLUバーコード』をONにします
  3. 『NON-PLUバーコード設定』をタップします
  4. フラグ・コード・価格チェックデジット・価格・チェックデジットのそれぞれに『開始位置』と『長さ』を入力します

先ほどの例なら、フラグは開始位置0・長さ2、コードは開始位置2・長さ5、価格は開始位置8・長さ4、という具合です。価格チェックデジットを使わない場合は、開始位置と長さの両方に0を設定します。

つまずきやすい3箇所

私自身が量り売りアプリを作る過程で踏んだものも含めて、ハマりどころは3つです。

  • 桁構成の不一致: ラベルを発行するはかりやプリンタ側の桁構成と、スマレジ側の設定が1桁でもずれると、まったく読めないか、もっと悪いことに違う価格で読めます。既にラベル発行機がある店は、機械側の桁仕様を先に確認してからスマレジ側を合わせてください。この対応表はスマレジと発行機の双方で手動管理になるので、変更するときは必ず両方をセットで直します
  • 先頭の0が読まれない: フラグを0始まり(02など)にする場合、バーコードリーダー側にも先頭の0を読む設定が必要です。公式ヘルプにも注記があります。「スマレジの設定は正しいのに桁がずれる」ときは、リーダーの設定を疑ってください
  • 読み取れなかったときの逃げ道がない: 公式ヘルプは、NON-PLU商品をオープン価格で設定しておくことを推奨しています。バーコードが読めなかったとき、商品を選んでその場で金額を手入力できるようにするためです。営業中のレジで「読めません」と行列を作らないための保険なので、必ず入れておきましょう

設定が終わったら、実際の販売前にテストのバーコードを何パターンか読ませて、価格が正しく立つことを確認してください。特に価格が桁いっぱいの商品(9,999円など)と1桁の商品は、ずれがあると症状が出やすいテストケースです。

バーコードをどう発行するかで初期費用が決まる

スマレジ側の設定は以上ですが、実際に量り売りを始めるには「価格入りバーコードを発行する手段」が要ります。王道は計量ラベルプリンタ(はかりと連動してラベルを印字する専用機)ですが、本体にそれなりの初期費用がかかり、ラベル用紙のランニングも続きます。

もう1つの方法として、私は「量り売りマスターeco」というスマレジ連携アプリを作りました。タブレットやスマホで重さを入力するとNON-PLUバーコードを画面に表示し、それをレジのバーコードリーダーで直接読ませる方式です。ラベルを1枚も使いません。注意点はリーダーの方式で、光を反射で読むレーザー式は液晶画面のバーコードを読めないため、カメラで読むイメージャ式のリーダーが必要です。ラベル発行機の見積もりに驚いた店は、比較対象に加えてみてください。

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