Supercherenkoスマレジアプリと解説メディアの個人開発

スマレジのレシートに、お客様ごとの写真とメッセージを載せる

スマレジのレシートに、お客様ごとの写真とメッセージを載せる のアイキャッチ画像

トリミングサロン、花屋、サロン。仕上がりを見せて渡す商売では、会計のときに何か一枚渡したいと思うことがあります。でもカードを印刷するのは手間だし、そのために予約システムを入れ直すのは大がかりです。

手元にあるレジのプリンタでどこまでできるのかを、標準機能とAPIの両方から見ていきます。

スマレジ標準のレシート印字でできること

レシートの内容は管理画面で変えられます。『店舗 > 店舗一覧』から対象の店舗を選び、『レシート印刷情報』タブで設定します。対象プランはスタンダード以上です。

入れられるのはこの辺です。

  • ヘッダ情報: レシート上部の文章。『ご来店ありがとうございます』など、自由に入力できる
  • フッタ情報: レシート下部の文章。『会員募集中』などのお知らせ
  • プリンタ用ロゴ・フッタイメージ: 上部・下部に出す画像
  • 詳細レシート印刷情報: 特定の条件に当てはまる取引だけ、通常の設定と差し替えて印刷する仕組み(会員販売時のみ、など)

季節の挨拶やキャンペーンの案内を入れるなら、ここで十分です。

印刷結果でつまずくのは画像の作り方です。公式ヘルプに注意があります。

レシートロゴに使用する画像は、白黒で作成し『RGB』または『CMYK』の画像をご利用ください。グレースケールやモノクロで画像をアップロードした場合、正しく印刷されない場合があります。

PNGの背景透過もOFFにします。また、管理画面で変えた設定はスマレジ・アプリで同期して初めて反映されます。『設定 > データ管理 > [マスター情報] 店舗』をタップしてください。

標準では「お客様ごとに変える」ができない

ここが境目です。

標準の仕組みは店単位の固定の文言と固定の画像です。詳細レシート印刷情報を使えば「会員販売時のみ別の文言」といった場合分けはできますが、場合分けであって個別化ではありません。

つまり、今日仕上げたその子の写真と、その子に宛てた一言を入れることは、レシートの設定画面だけではできません。

レジ端末の印刷APIなら画像を1枚刷れる

スマレジには、レジ端末のプリンタに印刷を指示するAPIがあります。これが抜け道になります。

特徴は、1点です。

自由テキストではなく、画像のURLを渡す方式

文字を並べて送るのではなく、刷りたいものを画像にして、そのURLを渡します。つまり画像にできるものなら何でも刷れます。写真でも、手書き風のメッセージでも、レイアウトを組んだカードでも構いません。

レシート用紙は既にレジに入っているので、プリンタを買い足す必要がありません。

画像の制約を先に知っておく

しかし、好きな画像をそのまま渡せるわけではありません。上限が決まっています。

  • 横幅: 最大576px
  • 縦幅: 最大1024px
  • ファイルサイズ: 最大63KB
  • 形式: JPEG または PNG

58mm系のプリンタでは自動で縮小されます。

実際に見て厳しいのは63KBです。写真をそのまま入れるとすぐに超えます。ところがレシートプリンタはそもそも白黒しか出せないので、写真を先に白黒の網点に変えてしまえば、見た目を保ったまま容量が落ちます。制約と出力の相性がいい部分です。

カラー写真を綺麗に見せたいなら、この方法は向きません。レシートの白黒で成立する内容かどうかが、採用の分かれ目になります。

レシートわんでやっていること

この印刷APIを使って作ったのが「レシートわん」です。トリミングサロン向けに、仕上がり写真とひとことを載せたカードを、1枚刷ります。

カードの中身は、見出し(店名)、写真、メッセージ、次回の目安(◯月上旬など)、日付の順です。次回の目安は、施術日に店員が選んだ月数(1〜3ヶ月)を足して出します。犬種から自動で推定することはしません。その子の毛量も生活も知っているのは店員なので、そこは人が選ぶ形にしてあります。

写真は取り込むときに白黒の網点に変換し、プレビューに出るものがそのまま印刷されます。画面で見ているものと出てくるものが違う、ということが起きません。

動き方は手動・その都度です。サイトを開いて、作って、印刷ボタンを押す。1枚刷るだけのツールなので、会計データには一切触れません。会計を起点に自動で刷る仕組みも入れていません。

予約システムを入れ直す必要も、LINEの友だち追加や通知の許可をもらう必要もありません。店に既にあるレジとレシート用紙だけで完結します。

この記事の内容で判断がつかないところがあれば、そのまま聞いてください。相談と見積もりまでは無料です。

相談する

記事の一覧へ